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軟部外科手術
皮膚にできた腫瘍から肝臓の切除生検など、様々な軟部外科手術をお受けしています
2018年にはマイクロ波メスを導入し、これまでよりもさらに手術対応範囲を増やすとともに、お腹に糸を残さない不妊手術にも対応しました
皮膚腫瘍は、半導体レーザーを使用することで出血に対応し、局所麻酔下で実施する場合もあります
必要と判断される場合や、ご希望の場合などは二次診療施設をご紹介いたします
整形外科手術
長骨骨折、骨盤骨折や膝蓋骨脱臼などの整形外科手術をお受けしています
必要と判断される場合や、ご希望の場合などは二次診療施設をご紹介いたします
不妊手術
当院では、不妊手術は長所・短所をお話した上で、飼主様にご選択いただいております
- イヌおす去勢手術
- 長所:凶暴性などの雄性行動の抑制、前立腺疾患・肛門周囲腺腫・会陰ヘルニア・精巣腫瘍などの抑制短所:肥満、毛質の変化、性格の変化、全身麻酔の危険性(数千〜1万に1例)
時期:生後6ヶ月齢以降を推奨
幼児性を残したい、凶暴性が強い、妊娠を避けたい場合などの特殊事情のあるときには早期に実施 - イヌめす避妊手術
- 長所:発情出血や想像妊娠などの消失、子宮卵巣疾患の消失、2回目の発情前なら乳腺がんの発症率の軽減短所:肥満、毛質の変化、性格の変化、全身麻酔の危険性(数千〜1万に1例)
まれに尿漏れを起こすようになる
時期:生後6ヶ月齢以降を推奨
初回発情前であれば0.8%、初回から2回目の発情の間であれば8%と乳がんの発症率が低くなる
陰部がへっこんでいる場合には1度発情をむかえた方がおしっこかぶれは少なくなる
発情中、発情終了後2ヶ月間は、手術後に想像妊娠状態となることがあるためなるべく手術を避ける
同居おすがいる場合などの特殊事情のある場合には早期に実施 - ネコおす去勢手術
- 長所:雄性行動の抑制、くせになる前の手術ならマーキングの抑制ネコではほとんどないが、前立腺疾患、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなどの予防
短所:肥満、尿石症の増加、性格の変化、全身麻酔の危険性(数千〜1万に1例)
時期:生後7ヶ月齢以降を推奨(あまり早いと尿道形成が悪く、尿石症などが多い)
妊娠を避けたい場合、マーキングが始まった場合などの特殊事情のあるときには早期に実施 - ネコめす避妊手術
- 長所:発情行動の消失、子宮卵巣疾患の消失短所:肥満、性格の変化、全身麻酔の危険性(数千〜1万に1例)
時期:生後6ヶ月齢以降を推奨
発情中でも可能
同居おすがいる場合などの特殊事情のあるときは早期に実施 - ウサギおす去勢手術
- 長所:雄性行動の抑制、精巣疾患の消失短所:全身麻酔の危険性、極度のストレス
時期:生後4ヶ月齢以降、2歳未満を推奨 - ウサギめす避妊手術
- 長所:発情行動の消失、子宮卵巣疾患の消失(特にウサギには子宮がんが多く発症)短所:全身麻酔の危険性、極度のストレス
時期:生後4ヶ月齢以降、2歳未満を推奨
また、地域ネコたちの不妊手術も積極的に実施しております
お腹に糸を残さない手術
稀ではありますが、「縫合糸反応性肉芽腫」と呼ばれる手術時に使った糸への反応でできる腫瘍が生じることがあります。特にミニチュアダックスフンドに多いのですが、他の犬種や猫でも報告があります。これを避けるため、当院ではご希望によってマイクロ波メスを用いて糸をお腹に残さない手術にも対応しています(別途12,000円がかかります)。